日本遺産「政宗が育んだ“伊達”な文化」の構成文化財には、認定地域(仙台市・多賀城市・塩竈市・松島町)に所在する、平成30年度現在、51件の有形・無形の文化財が認定されています。
このたび、構成文化財「仙台箪笥」が、テレビで紹介されます。是非ご覧ください。

※番組名  :『新日本風土記 仙台』
※放送日時 :2019年2月 8日(金)午後 8:00~
       2019年2月15日(金)午前10:00~
※放送   :NHK BS4K

「仙台箪笥」は、江戸時代末期に仙台藩お抱えの大工たちによって製作が始められました。
明治から大正時代にかけて現在の「仙台箪笥」が定着していったといわれています。
木地はケヤキが主体でできており、牡丹や唐獅子など様々な黒漆塗りされた手打ち金具で装飾されています。
豪華絢爛(ごうかけんらん)な飾り金具と堅牢重厚(けんろうじゅうこう)さが、「仙台箪笥」の特徴です。
外国人にも好評で、明治から大正時代には海外への輸出もされました。
現在は、伝統的な「仙台箪笥」の製造販売だけではなく、時代を経て人々に使い込まれた「仙台箪笥」の修理、さらには伝統的な特徴を残しつつ現代のライフスタイルにマッチした新しい「仙台箪笥」の製造販売も行われています。

先代箪笥