29 壺碑(つぼの石ぶみ)
古くは西行や源頼朝が和歌に詠んだ歌枕ゆかりの地です。江戸時代に多賀城碑が発見されると、すぐに「壺碑」と関連付けられ、有名になりました。これにより、当時の文化人や学者の注目を集めるところとなり、仙台藩や民間の俳諧師により保護顕彰されてきました。江戸時代にここを訪れた松尾芭蕉は、時間とともに変わりゆく歌枕の中で、多賀城碑だけが昔からの変わらぬ姿を留めていることに感動したことを『おくのほそ道』に記しています。
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Story : 3 政宗以後の文化の広まり 指定 : カテゴリー : 5 おくのほそ道の風景地 地域 : 2 多賀城市 - DATA
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名称: 29 壺碑(つぼの石ぶみ) よみかた: つぼのいしぶみ 住所: 多賀城市市川字田屋場 - 所在地/所蔵/伝承地