51 勝画楼
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勝画楼は、仙台藩主が鹽竈神社を参拝する際に、御休所として使用した建物です。
五代藩主の伊達吉村が、ここからの眺望を「画に勝る」として名付けたとされます。
鹽竈神社別当寺であった法蓮寺の方丈に、懸けづくりの書院を建て増しして現在の形になったと考えられています。
明治天皇の東北巡幸時に行在所として使われた後、民間に払い下げられ、料亭として市民に親しまれました。昭和40年頃を境に使用されなくなり、一時は解体が検討されたものの、平成29年に神社から塩竈市に建物が譲渡され、行政による保存が決定しました。
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Story : 3 政宗以後の文化の広まり 指定 : 20 塩竈市指定 有形文化財 カテゴリー : 3 歴代藩主による継承 地域 : 4 塩竈市 - DATA
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名称: 51 勝画楼 よみかた: しょうがろう 住所: 塩竈市宮町6番1号 - 所在地/所蔵/伝承地