30 末の松山
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みちのくを代表する恋愛を象徴する歌枕ゆかりの地です。鎌倉時代の古鐘にその名が刻まれていたことから、歴史の深さが感じられます。江戸時代には、さまざまな文献や絵図で取り上げられており、丘の上に松がそびえ、その下には墓が立ち並ぶ様子が記録されています。この地を訪れた松尾芭蕉は、愛する男女の契りも結局はこのように儚くなってしまうのかと、悲しさを募らせたことが、『おくのほそ道』に記されています。
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Story : 3 政宗以後の文化の広まり 指定 : カテゴリー : 5 おくのほそ道の風景地 地域 : 2 多賀城市 - DATA
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名称: 30 末の松山 よみかた: すえのまつやま 住所: 多賀城市八幡2-294 - 所在地/所蔵/伝承地