32 籬が島
「わが背子を 都にやりて 塩竈の まがきの島の まつぞ恋しき」など多くの歌に詠まれた歌枕である籬が島は、塩竈湾の北岸近くに浮かぶ周囲約150mの島です。『おくのほそ道』には、塩がまの浦辺から、漁師たちが小舟を漕ぎつらねて捕った魚を分け合う声々とともに、夕月が照らし出すように幽かに望むことができたと記されています。この情景に松尾芭蕉も心を打たれたのでしょう。
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Story : 3 政宗以後の文化の広まり 指定 : カテゴリー : 5 おくのほそ道の風景地 地域 : 4 塩竈市 - DATA
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名称: 32 籬が島 よみかた: まがきがしま 住所: 塩竈市新浜三丁目地先 - 所在地/所蔵/伝承地
- 鹽竈神社