35 富山観音堂・梵鐘
伊達政宗の長女五郎八姫が改修させた、彩色豊かな建造物と寄進した梵鐘です。芭蕉に同行した曾良も『曾良旅日記』の中で眺望の地として記しています。仙台藩の儒学者舟山萬年が文政年間(1818〜1830年)に著した『塩松勝譜』には「四大観」の一つとして紹介されています。観音堂の創建は坂上田村麻呂に由来し、涌谷町の箟岳、石巻の牧山と併せて奥州三観音と称されています。
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Story : 3 政宗以後の文化の広まり 指定 : カテゴリー : 4 藩によるみちのくの歌枕の整備と保護 地域 : 3 松島町 - DATA
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名称: 35 富山観音堂・梵鐘 よみかた: とみやまかんのんどう・ぼんしょう 住所: 宮城県宮城郡松島町手樽字三浦95 - 所在地/所蔵/伝承地
- 松島町